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ワタキューホールディングス株式会社 導入事例

応募数2.2倍、1次面接数2.7倍に増加。AI面接導入後も対面にこだわるワタキューHDの流儀

ワタキューホールディングス株式会社

コーポレート本部 総務人事部の皆さま
左から
人事・総務課 課長 関藤 功様
研修教育課 主任 田形 晃太郎様
部長 東 大介様
研修教育課 主任 草野 星司様
研修教育課 稲田 右文様

導入の背景
⚫︎中途採用の対面面接を担当者2名で行っており、業務負荷が高かった。
⚫︎応募者が希望する休日や平日の終業後の面接に対応できていなかった。
導入後の効果
⚫︎応募数が約2.2倍、1次面接実施数が約2.7倍に増加した。
⚫︎担当者の負担が軽減し、アトラクトに時間を割けるようになった。
社名
ワタキューホールディングス株式会社
業種
医療福祉関連サービス
従業員数
3001名〜
課題
応募数の不足
採用工数削減
エリア
全国

医療・福祉分野に関わる商品・サービスを幅広く展開し、グループ全体で10万人規模の社員を抱えるワタキューホールディングス株式会社。同社では、中途採用における日程調整の難しさと担当者の負荷という課題を解消するため、「PeopleX AI面接」を導入した。

導入から約1年。応募数は導入前後の5ヶ月間で約2.2倍にまで増加し、グループ内で初めてのAI面接施策として、他の事業会社からも注目が集まっているという。一方で、AI面接の導入後も「まず対面で会う」という採用の根幹は変えていない。同社の東様、関藤様、田形様、草野様、稲田様に、導入の背景や効果などを伺った。

担当者の職務

病院や福祉施設をグループ全体で支える

──まずは、貴社の事業概要と業務内容を教えてください。

稲田様:当グループには、ワタキューセイモア、日清医療食品、フロンティア、古久根建設、メディカル・プラネットといった企業が属しており、約10万人の社員が働いています。北海道から沖縄まで全国に医療福祉関連サービス事業を展開しており、リネンサプライ、ヘルスケアフードや調剤薬局、福祉用具レンタル、総合建設、人材サービスなど、病院や福祉施設に関わる商品・サービスが当グループでほぼ揃います。

そのなかで、私たちは総務人事部に属しており、各部門からの要請に応じて必要な人財を採用していくのが主な役割です。現状、ワタキューホールディングスとしての新卒採用は行っておらず、中途採用が中心です。

AI面接 導入の背景と課題

対面にこだわるからこそ、機会の損失が生じていた

──AI面接を導入いただいた背景を教えてください。

関藤様:ちょうど1年ほど前まで、担当者2名で中途採用の面接をすべて対面で行っていました。基本的に私たちは書類選考でお見送りすることはせず、皆さまと直接お話ししたいと考えています。しかし、担当者に日程調整の負担がかかっていたうえ、グループ研修企画など他の業務も抱えており、2人だけで対応するのは難しい状況でした。

また、応募者の方々は日中お仕事をされているため、平日の終業後や土日の選考を希望される一方、私たちは対応できず、歯がゆい思いをすることも多々ありました。

東様:そんななかで導入を決めたのが、AI面接です。候補者の方々には土日も含めていつでも面接を受検いただけて、採用担当の工数の課題が解決できます。加えて、公平性の高さにも魅力を感じました。誰が受けても、何百人受けても同じ条件で評価されるため、精度の高い選考ができると考えました。

私たちのスタンス自体は変わっていませんので、AI面接を導入した現在も、皆さまと対面でお会いすることは大切にしています。

──書類選考でお見送りせず、基本的に皆さまと面接をされている理由を詳しく教えてください。

稲田様:当グループは医療福祉業界以外では知名度はそれほど高くありません。一方で、約10万人規模で幅広く事業を展開しているグループで、社会貢献性が高いです。入社していただければキャリアの幅を広げやすく、やりがいを持って働ける会社だと考えています。だからこそ、対面で直接当グループの魅力をお伝えすることが大事だと思っています。

田形様:また、当グループは150年以上の歴史があり、創業時から「人」を大切にしてきました。お客様はもちろん、仕入れ先、協力会社、会社で働く社員すべてを大切に思っています。当グループで働いていただいている皆さんを「従業員」ではなく「社員」と呼んでいるのも、そうした想いからです。

採用は、「定年まで一緒に会社を良くしていく大切な仲間探し」として取り組んでいるので、対面でお話しすることにこだわっています。面接は選考の場でもありますが、お互いを理解し、応募者の方に志望度を高めていただく場でもあると考えています。

──他社サービスとも比較されたそうですが、決め手になったポイントを教えてください。

関藤様:導入実績が多かったことに加え、機能に対する費用面のバランスが良かった点が決め手になりました。サービス内容にも納得できましたし、担当していただいた御社の窓口の方も親身になって私たちの課題について向き合ってくださり、導入もスムーズでした。

導入後の効果

応募数が2.2倍、選考移行数が2.7倍に増加

──AI面接導入について、社内外の反応はいかがでしたか?

東様:私自身、最初にAI面接導入を検討することになった際は、「応募者の方に冷たい印象を与えてしまうのでは」と懸念していました。しかし、実際にデモやトライアルでAIアバターの質問の深掘りの仕方や、対話の精度の高さを目の当たりにし、これなら大丈夫だと思いました。社内でもAI面接のメリットをしっかりと説明したうえで導入を進めたことで、大きな反対もなくスムーズに進みました。

草野様:当グループとしてAI面接を導入したのは初めてのことだったので、現在グループ会社からも「詳しく教えて欲しい」という声が届いています。候補者の方からも、特に違和感なく受け入れていただいているかと思います。

──AI面接導入後、どのような変化がありましたか?

草野様:AI面接の結果を見ると、平日の遅い時間や休日も受けていただいている方が多く、本当にありがたいことだと思います。実際、約65%の方々が平日の勤務外時間や土日に受検されているので、24時間365日受けられることで、機会損失を防げていると思います。

稲田様:AI面接導入後は、人材紹介会社の協力も得ながら、多くの方々と接点を持てるようになりました。

◾️AI面接受検時間帯

ワタキュー AI面接 導入インタビュー02
PeopleX調べ(集計期間:2025年9月25日〜2026年8月27日)

関藤様:現状、応募から一週間以内の受検をお願いしているため、面接日程の調整そのものがなくなりましたし、以前は日程の調整ができたとしても、ご辞退や無断でのご欠席も多かったんです。それがなくなっただけでも、大きな工数削減に繋がっています。

草野様:また、その他の採用施策も同時に行っているため、純粋にAI面接だけの効果ではありませんが、導入前後の5ヶ月間を比較すると、応募数は約2.2倍、1次面接の実施数は約2.7倍になりました。

◾️選考プロセスの改善効果

ワタキュー AI面接 導入インタビュー03
AI面接導入前後5カ月間の数値比較(ワタキューホールディングス株式会社提供)

関藤様:AI面接導入前は求人1件ごとの応募数が月10件程度という状況でしたが、現在は、月100件を突破している求人もあり、月50〜150件程度の応募を目標にできるまでに増加しました。引き続き、応募数は増やしていきたいです。

──工数が減って空いた時間は、どういった業務に充てられているのでしょうか。

田形様:やはり、候補者の方々とお会いする時間に使っています。これまで、「もっと多くの応募者にお会いしてお話ししたい」「弊社の魅力を伝えたい」と思っても、なかなか時間の都合上思うように実行できませんでした。今は対面でのアトラクトに時間を割けるようになっています。

草野様:応募者の方とお会いする前には必ずAI面接の内容を確認するようにしており、理解を深めたうえでお話しできるようにもなっています。

今後の期待と展望

変わらない「人が大切」という想い

──今後、AIサービスをどのように活用していきたいとお考えですか。

田形様:グループ合同の新入社員研修のフォローや1on1、営業のロールプレイなど、御社のAIサービスを活用できる余地はまだあると考えています。今後も、グループ内で先陣を切って、AIの利活用に関する検討や取り組みを広げていきたいと思います。

──最後に、AI面接をはじめとしたAIサービスへの期待や、今後の展望についてお聞かせください。

田形様:AI面接を導入して1年程度経過しましたが、導入当初と比べてスコアの精度や深掘りする技術が上がっていることに驚かされます。これからも御社のAIサービスの進化に期待しています。

東様:一方で、AIの活用が進んでいく時代だからこそ、「人にしかわからない」部分にはこれまで以上に注力する必要があると思います。私たちも、アナログとデジタルを掛け合わせ、これまで大切にしてきた「人が大切」という思いを持ちながら応募者と向き合い、一緒に働く仲間探しを続けていきたいです。

──ありがとうございました。

※記事冒頭の「従業員数」は、ワタキューグループ全体の社員数をもとに記載しています。なお、同グループでは、働くすべての方々を大切にしたいという思いから「従業員」ではなく「社員」と呼んでいます。

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