導入の背景・ねらい
トランスコスモスは1966年の創業以来、優れた「人」と最新の「技術力」を融合し、より価値の高いサービスを提供することで、企業の競争力強化に貢献しています。現在では、企業のビジネスプロセスについてコスト最適化と売上拡大の両面から支援するサービスを、アジアを中心に世界36の国と地域・188の拠点で提供しています。また、世界規模でのEC市場の拡大にあわせ、企業の優良な商品・サービスを世界46の国と地域の消費者に届けるグローバルECワンストップサービスを提供しています。
企業と消費者のコミュニケーションをサポートするコンタクトセンター事業などにおいて、現在全国で約3万人が働いており、顧客企業ごとの業務内容に応じた電話対応や窓口業務などのスタッフを全国各地で募集しています。
こうした大規模な採用活動において、応募者との接点拡大に加え、面接運営の効率化を図るため、「PeopleX AI面接」を導入いただきました。現在は全国の採用活動において活用いただいており、応募者が24時間いつでも面接を受けられる環境を提供するとともに、面接担当者の面接業務負荷の軽減に寄与しています。また、全国各地で複数の面接担当者が選考に関わる中、AIによる統一された面接プロセスを活用することで、評価基準の標準化や、面接担当者による評価のばらつき軽減に向けた取組を進めています。さらに外資系企業の業務に当たるスタッフの採用では、英語での面接実施機能も活用されており、多様な人材との接点拡大にもつながっています。
トランスコスモス株式会社 ご担当者様からのコメント
トランスコスモス株式会社 CX事業統括 DCC総括 採用統括部 担当 須藤 真弓 様
コンタクトセンター業界を取り巻く環境が変化し、人材確保の難易度が高まる中、「PeopleX AI面接」は面接プロセスの効率化と一貫したデータ取得が可能な点を評価しました。今後は入社後の活躍や最適な人材配置にもつなげていきたいと考えています。応募者の皆さまには、ぜひリラックスしてありのままのご経験や強みをお聞かせいただければと思います。
※2026年9月4日 PeopleXプレスリリース「PeopleXの対話型AI面接サービス「PeopleX AI面接」、トランスコスモスが導入」より抜粋
導入の背景・ねらい
マネジメントにおける対話(1on1面談)は、これまで個人の経験則に依存する側面が強く、自身の改善点やコミュニケーションの癖を客観的に把握することが困難な領域でした。
このような課題の解決を目的として、この度、電通アイ・アンド・シー・パートナーズに本サービスを導入いただきました。役職者がAIとのシミュレーションを通じて自らの対話スキルを客観視し、メンバー一人ひとりの成長を最大化させる「質の高い面談」を実現することをねらいとしています。
マネジメント層の「伝える力」および「引き出す力」が向上することで、メンバーは自らの課題や役割をより深く、正確に理解できるようになります。これにより、個々の業務への納得感を高めるとともに、組織全体のエンゲージメント向上や離職防止といった、強固な組織基盤を構築することを目指します。
ご担当者様からのコメント
株式会社 電通アイ・アンド・シー・パートナーズ HR部 部長 加藤 麻衣 様
1on1面談は、メンバーの可能性を引き出し、その成長を後押しするための「重要な支援の場」であると考えています。
しかし、対人スキルは個人の経験則に依存しやすく、メンバーの成長に正しく寄与しているか、客観的に振り返る機会が限られていたことが課題となっていました。
マネジメント層のスキルがアップデートされることで、メンバーは自身の役割をより深く理解し、納得感を持って日々の業務に挑戦できるようになります。
この導入を機に、1on1面談がメンバーの成長を加速させる貴重な時間となるよう、組織全体で対話の質を追求してまいります。
※2026年2月20日 PeopleXプレスリリース「電通アイ・アンド・シー・パートナーズ、PeopleXの対話型AIサービス「PeopleX AIロープレ」を導入」より抜粋
導入の背景
エンジニア採用の加速。「全員と会いたい」を阻んだ面接工数の壁
札幌で開発事業からスタートした株式会社ProVisionは、ガラケーやスマートフォン、各種アプリ、Webへと需要が広がるとともに事業を拡大し、現在はソフトウェア品質検証に加え、システム開発、DX推進、技術支援へと領域を広げ、企業のIT課題解決を支援するパートナーとして事業を展開している。
角地氏:「もともとが品質検証の会社なので、品質へのこだわりが私たちの強みです。要件定義のような最初の段階から品質検証のチームが加わって、品質を見据えながら開発を進められる。そこは私たちならではだと思います」
事業の成長に伴い、同社では経営方針としてエンジニア採用の加速が掲げられた。採用チームを新たに立ち上げ、目標数の達成に向けて動き出したものの、ここで大きな壁となったのが採用工数だった。
角地氏:「本来は書類だけで判断せず、応募者一人ひとりにしっかり会社の魅力を伝えていきたい。ただ、全員と面接するには、どうしても面接官の工数が足りませんでした。もっと効率よく採用を進めるために何かできないか——それがスタートでした」
書類選考だけでは候補者の実像をつかみきれず、本来出会えるはずの人材を取りこぼしているのではないか。そうした課題感の中で、解決策の一つとして浮かび上がったのがAI面接だった。
導入の決め手
決め手は「深掘りできる対話力」。中途採用で求めた“しっかり見極める面接”を実現
AI面接という選択肢に対して、当初、角地氏自身は不安を感じていたという。

角地氏:「私自身、当初はAI面接に不安がありました。『候補者に受け入れてもらえるのだろうか』という気持ちもありました。ただ、私たちはIT企業です。新しい技術を積極的に取り入れ、その価値を確かめることも大切だと思っています。むしろ、そのような新しい取り組みに前向きな方とは相性が良いのではないかと考えるようになりました。」
検討にあたっては、PeopleXを含む4〜5社のサービスを比較した。重視したのは「自分たちのやりたいことが実現できるか」。応募者が違和感なくスムーズに受けられるか、IT未経験の応募者にとっても受けやすいか、そして自社側も評価しやすいか——求職者にも採用担当者にも“柔軟”であることを軸に見極めていった。
そうした中で、PeopleXのAI面接は候補者の回答を深掘りしながら対話できる点が、中途採用で求める「しっかり見極める面接」と合致した。
そして、最終的な決め手となったのは、PeopleXの担当者の姿勢だった。
角地氏:「アバターをはじめ、開発に力を入れていると伺っていました。導入後に『こういう改善はできませんか』とお願いしたとき、できる・できないは別として、きちんと耳を傾けてもらえそうだと感じたんです」
こうして同社は、「他社と比較してどれにするか」ではなく「PeopleXのAI面接を導入するか、AI面接を導入しないか」という観点での判断のもと、導入を決めた。
導入後の効果
書類では出会えなかった人材との接点が生まれ、採用の“間口”が広がった
導入の効果は、工数と「出会いの幅」の両面に表れた。導入直後の時点でも、見極めの面接に月10時間ほどを割いていたが、その時間はほぼなくなったという。
そして、同社が大きな手応えを感じているのが、書類選考だけでは出会えなかった人材との接点だ。
角地氏:「書類だけでは強みを十分に把握しきれない方でも、AI面接を通じてコミュニケーション力や人柄が見えてくることがあります。実際に、その後の面接を経て内定・入社し、活躍している方もいます。書類だけでは評価しきれなかった人材との出会いにつながっています。」
この「間口の広がり」は、人材紹介エージェントとの関係にも好循環を生んでいる。
角地氏:「エージェントの方からも、「選考機会が広がったことで候補者を提案しやすくなった」という声をいただいています。」
さらに、外国籍候補者の採用では、PeopleXの日本語能力判定機能が選考対象の拡大につながった。従来は、書類上の情報だけでは日本語能力を十分に把握できず、選考判断が難しい候補者もいたが、AI面接によって客観的な判断材料が得られるようになった。
角地氏:「今はAI面接によって日本語能力を可視化できるため、部門側も選考判断をしやすくなっています。その結果、これまで書類だけでは把握できなかった強みを持つ候補者が、合格や内定につながるケースも生まれています。」
AI面接によって一定の基準で評価・可視化されるため、現場も納得感を持って次の選考へ進める。書類の情報だけでは判断しきれなかった候補者の人物像が、AI面接によって可視化されている。
アルバイト採用は「全件AI面接」へ。
中途採用に続き、同社はアルバイト採用にもAI面接の活用を広げている。横浜の拠点では、応募者全員をAI面接で選考する運用を開始した。
1件あたり約30分の面接が、繁忙期には1日に3〜4件発生することもあり、面接対応のための時間確保が課題となっていた。

加藤氏:「アルバイト採用は横浜拠点から全件AI面接に切り替えました。現場メンバーは空き時間に録画を確認しながら選考判断ができるため、日程調整や面接実施にかかる時間を大きく削減できています。採用の対応にかかる負荷を抑えながらも、候補者一人ひとりをしっかり確認できるようになりました」
アルバイト採用ではスピード感のある対応が重要だ。AI面接であれば候補者は好きなタイミングで受験でき、現場側も迅速に選考判断を行える。その結果、選考スピードを維持しながら採用活動を進められるようになった。横浜での成果を受け、札幌や高崎など他拠点への展開も進んでいる。
今後の展望
新卒・会社説明への展開と、データ活用への期待
同社は今後、AI面接の活用領域をさらに広げていく考えだ。特に、本格化する新卒採用での活用に期待を寄せている。
角地氏:「28卒からは採用数を増やす予定です。AI面接であれば学生がいつでも受験できるため、応募者にとっても参加しやすい選考になると思います。将来的にはエントリーシートを補完する形で活用する可能性もあると考えています。書類だけでは伝わりにくい人柄やコミュニケーションの特徴を把握できる点にも期待しています。」
会社説明の機能や、選考データの活用にも関心を寄せる。蓄積された評価データを分析し、自社を受ける候補者の傾向や、通過者に共通する特徴が見えるようになれば、より自社らしい採用基準づくりにつながるという。
品質検証で培った知見を基盤に、開発・DX推進・技術支援へと事業領域を広げてきたProVision。新しい技術を積極的に取り入れながら、企業のIT課題解決を支援するパートナーとして、これからも挑戦を続けていく。
採用でも「AI活用」を本気で。全社テーマから始まったAI面接の導入
ソフトウェア品質向上を軸に、テストサービスを中心としてWeb・モバイルアプリ開発、セキュリティ診断など幅広い領域を手掛けるバルテスグループ。今期、同社は全社的なテーマとして「AI活用」を掲げ、各部門で業務へのAI導入を推進しています。
採用戦略部でも「限られたリソースで、採用のスピードと質をどう両立するか」が課題となる中、AI面接を“最初の一手”として導入。新卒・中途それぞれの採用課題に対し、どのように設計し、どんな成果につながったのかを伺いました。
導入の背景
新卒採用:スピード勝負の就活市場で生じていた「待機時間」
年々早期化する就職活動において、学生はより早く、スムーズな選考を求めていますが、物理的なリソース不足が壁となっていました。

T.H氏:「就職活動中の学生はより早く、よりスムーズな選考を求めている。けれど、限られたメンバーリソースの中だと、初回面接を1対1で回すにも、1日で対応できる人数や時間には制約があります。」
授業やアルバイトなど学生側の事情を考えると、日中帯の枠だけでは調整がつかず、結果として「お会いした企業から順番に進んでいく中で、本当は興味があったのに取りこぼしてしまう」リスクもありました。
中途採用:多忙な現場管理職との調整難航。人事の残業も常態化
一方、中途採用でも課題は深刻でした。一次面接から管理職が同席する面接が多かったのですが、多忙な管理職のスケジュール確保は至難の業でした。

N.M氏:「中途採用の候補者様は現職中の方が多いため、18時以降の面接が多くなります。そのため、人事も同席する中で対応時間が長くなることもあり、業務負荷が増える場面も出てきています。」
導入の決め手
決め手は「対話力」。深掘り機能が不安を払拭
導入検討で最大の論点になったのは、「人がやっていた面接をAIに任せたとき、十分な判断材料を集められるのか」という点でした。
この不安を解消したのが、PeopleXのAI面接の深掘り機能でした。
N.M氏:「候補者の回答に対して、AIが相槌を打ったり、内容を要約してさらに深掘りしたりできる点が決め手になりました。これなら対面に近い情報を引き出し、合否の判断ができると感じました。また、私たちの要望に対するPeopleX様の改善スピードが驚くほど速く、真剣に向き合ってくれている姿勢も信頼に繋がりました」
導入後の効果
新卒採用:面接実施から評価の工数を約1/4に。空いた時間を“母集団形成”へ再投資
新卒は一次面接にAI面接を活用。24時間いつでも受験できる仕組みは、忙しく流動的な学生生活の中でも柔軟に面接を受けることができ、日程調整の負担をなくし「受けたい」と思ってくれたその瞬間の気持ちを大切にすることで、機会損失を減らす狙いもありました。
加えて、社内的に大きかったのが工数削減です。
T.H氏:「面接対応と、その後の評価入力や整理にかけていた時間と比べて、1件あたりおよそ1/4まで工数短縮できました。」
創出した時間は、採用の“入口”である母集団形成と、内定者フォローなどの本質的な業務へ。
T.H氏:「AI面接導入後は、大学連携のイベント参加など、学生と直接会う機会を増やす施策に時間を割けました。意向が高い状態で選考につなげ、導入後、3ヶ月で採用目標をほぼ達成することが出来ました。学生さんからも『AIだったからこそ、緊張せずに自分らしく話せた』という声をいただき、新しい技術が心のハードルを下げてくれたことを嬉しく感じています」
中途採用:選考工数を1/3に凝縮し、一人ひとりと深く向き合う“出会い”を創出
中途採用、特に採用難易度の高いエンジニア職においては、スピード感と「一人ひとりの可能性を逃さないこと」の両立が至上命題でした。
これまでは、日程調整やリソースの限界から、接点を持てる部署を限定せざるを得ないという構造的な課題がありました。AI面接の導入は、こうした「選考機会の制約」を解消し、より多くの出会いへとつなげていくきっかけになりました。
N.M氏:「AI面接の導入により、面接から評価にかかる工数をおよそ1/3まで圧縮できました。この効率化がもたらした最大の恩恵は、複数の部門が同じ動画を通じて、フラットに候補者を評価できるようになったことです。」
動画での事前確認が可能になったことで選考の幅が広がり、書類選考だけでは出会えなかった方々の内定承諾も生まれています。
また、24時間受験できる仕組みは、候補者の利便性と人事の負担軽減を同時に叶えました。効率化を単なる削減に留めず、双方にとって『間口の広い選考』を実現しています。
今後の展望
データの高度活用で、さらなるマッチング精度向上へ
今後は、蓄積された面接データを分析し、さらなる採用品質の向上を目指しています。
N.M氏: 「AI面接の結果と、入社後の活躍度合いを分析し、より精度の高い採用基準を作っていきたいと考えています。また、AI面接官も日々進化しているので、より候補者の皆様が話しやすく、魅力を引き出せるような『温かみのあるAI』になっていくことを期待しています」
「AI活用」を掲げるバルテスグループ。AIに任せる業務と、人が情熱を注ぐ業務を明確に分けることで、採用活動においても「品質」と「効率」のトータルサポートを実現しています。
